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彼岸

作詞作曲96 編曲LAER

 

「寂しい」と書き"会いたい"と読む
「苦しい」と書き"会いたい"と読む
素直になれぬ想いをくくり

「いつか」「またね」「さよなら」

 


アナタの好きな曲聞きながら由比ヶ浜へと
「暑いあの日は嘘みたいね」と呟いて


海岸沿いのオシャレなカフェで
過ぎた月日を痛く感じる
足りないことに馴れはじめている私が 嫌


「会いたい」と書き"死にたい"と読む
「死にたい」と書き"会いたい"と読む
彼岸の花に想いをくくり

「いつか」「またね」「さよなら」

 


電車に揺られ海を眺めてアナタのもとへ
「約束してたお菓子焼いた」と呟いて


最後の手紙読み返すたび
過ぎた月日に耐えられなくて
忘れることで馴れはじめている私が 嫌


「ごめんね」と書き"好きだよ"と読む
「ごめんね」と書き"生きたい"と読む
彼岸の花が遺してくれた

「いつか」「またね」「ごめんね」

いつもの「おやすみ」と
口づけをかわして
明日も変わらないと思ってた

"まだどこかで生きてる…
ただ会えないだけ…"

 

なんてね

嗚呼


「会いたい」と書き"死にたい"と読む
「死にたい」と書き"会いたい"と読む
彼岸の花に想いをくくり

「いつか」「きっと」「逢えるね」

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